アカハナグマの散歩と、ハーネスの付け方

飼い方

今回は、散歩をさせる理由と、我が家の散歩のさせ方についてです。

後半にはハーネスの付け方と注意点についても書いています。

お散歩風景はこんな感じです↓

 

散歩をさせる理由

アカハナグマは基本的に警戒心が強いため、色々な体験をさせることで度胸を付けたい、と飼い主は思っています。

いろんな場所に行ったり人に会ったりする中で経験値を上げられたら、という気持ちで、時々散歩に連れて行きます。

普段から社会勉強を積んでいた方が、災害時など何かあった際にも、パニックになって逃げ出したり、人を噛んでしまったりという事故を防ぐことができるように思うからです。

もちろん、運動のためや、アカハナグマ自身が楽しい気持ちになってくれるように、という意図もあります。

頻繁に散歩をしない理由

我が家のルシカは散歩に連れて行くこともありますが、基本的には、家の中で放して遊ばせています。

犬のように毎日散歩に連れ出さない理由としては、「しっかりと管理ができる状態で連れ出したいから」というのが一番です。

飼い主は子供の頃、どこへ行くにも愛犬と一緒に出かけていたりしたのですが、毎日のことになると油断も出てきて、何かの拍子にリードが手から離れてしまうことがあったり、繋いだリードを犬が噛み切ってしまったことも一度ありました。
(切り口が真っすぐだったので、誰かに悪戯で切られた可能性もあります。)

犬は万一離れてしまうことがあってもすぐ戻ってくるし、まだ周囲の理解も得られるし、扱いを分かっている人も多いと思いますが、アカハナグマの場合はその「万一」も、あってはいけないと思います。

飼い主の管理の行き届かないところで、人や誰かの物を傷つけてしまっては大変だし、世間を騒がせてアカハナグマ自身が悪者にされるようなことになってはいけないと思うからです。
まあ基本的にルシカはちょっとでも驚いたら飼い主によじ登ってくるので、勝手に離れていくことは無いと思いますが、何かのついでとか、飼い主が他のことに気を取られるような状態で連れ出すことは避けたいと思ってます。

飼い主が疲れていたり、万全の状態でない時には連れ出したくないし、ちゃんとルシカのことだけ見てやれる時に、できれば家族も一緒に二人体制で、散歩に出かけてます。

また、アカハナグマの性格にも個体差があるので、十分に制御することが難しい場合には、外での散歩はしないことも、一つの選択肢であると思います。

散歩の方法

散歩の方法としては、現地まではキャリーで連れて行き、落ち着いて遊ばせられる場所でしばらく遊ばせ、またキャリーで連れ帰るという方法で散歩をしています。

今はキャリーでの移動にも慣れて、車や電車の中でもずっと大人しく居てくれるので有難いです。

また、遊ばせる際にはできるだけ自由に動けると良いなと思うので、巻き取り式の伸びるタイプを使っています。
あとは、家の中でも誤食が多く、部屋にはルシカが食べてはいけないものを一切置かない状態で放すのですが、家の外ではそういったものを予め取り除くことも難しいので、周囲をよく注意して見てあげなければいけないし、けっこう神経を使いながらの散歩になります💧

ハーネスの付け方

散歩に連れ出す際には、ハーネスを付けています。

首輪だと、ルシカが何かを嫌がって体を引いた際に、抜けてしまう可能性があるように思うからです。大丈夫かもしれないのですが、犬よりも首に対しての顎の骨が細いように感じるので、念のためです。

ルシカは体が小さい割に力が強く、リードを引いた際に首への負担をかけないためにも、ハーネスの方が安全かなと思っています。

(※赤ちゃんの頃は、体が小さすぎて合うハーネスがなかったため、シュシュを付けて部屋んぽをして、お散歩練習をしていました。)

ただ、爪切り同様、ハーネスを付けられるようになるのも苦戦しました。
初期の頃は、かなりのバトルになりました。

この辺りも、以前飼っていた犬もフェレットもウサギも、ハーネスは大人しく付けられてくれたので、アカハナグマはやっぱり一筋縄では行かないな…と思った点でした。

最終的には、以下の方法で付けられるようになりました。

① 「首側だけ輪になり、胴側は後で装着できるタイプ」のハーネスを用意する
② 輪の前にオヤツを持ってきて、アカハナグマ自身が輪に首を入れるようにする
③ 首の側が入ったら、胴側も装着させる
④ 外に連れ出す前に、家の中でリードを付けて遊ばせ、お散歩練習をする

ハーネス装着風景の動画はこちらです↓

 

・注意点

我が家のルシカは小さい頃、お散歩練習でリード(※巻き取りタイプではなく、普通の紐タイプ)を付けた状態で部屋に放していた際、足を痛めてしまったことがありました。

その瞬間を見ていなかったため、高い所から落ちたのか、リードが引っかかってしまったのか分かりません。

ちょっとの間、目を離したら、ルシカが片足を持ち上げてこちらを見ていました。
その際の様子です↓


幸い足は問題なく治ったので良かったのですが、当時獣医さんには「もしかしたら一生普通に歩けなくなるかもしれない」と言われ、飼い主は自身の不注意を猛反省しました。

リードに慣れていない状態でリードを付けると、普段はかからない力がかかってしまったりして事故に繋がる可能性もあります。

小さいうちからリードを付けて慣らすことは大事ですが、小さいうちは特に、注意して見てあげていただきたいなと思います🙇

お散歩動画

おまけのお散歩動画です。

・海散歩

・川散歩

・山散歩

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